小樽の歴史的建造物「鰊御殿」が冬季休業を終え、4か月ぶりに営業再開
北海道小樽市祝津にある歴史的建造物「鰊御殿」が、4日、冬季休業を終えて約4か月ぶりに営業を再開しました。この日は開館前に式典が行われ、運営する小樽水族館公社の伊勢伸哉社長が、「ニシン漁で栄えた建物や資料を見た後、おたる水族館でニシンの生態を見てもらい、祝津を堪能してほしい」とあいさつし、地域の観光資源としての魅力を強調しました。
鰊御殿の歴史と文化的価値
鰊御殿は1897年(明治30年)に泊村に建てられた漁場建築で、1958年(昭和33年)に現在地に移築されました。この建物は、かつてニシン漁で栄えた時代を象徴する貴重な文化財として、多くの観光客を惹きつけています。館内にはニシン漁に関連した資料が多数展示されており、歴史的な背景を学ぶことができます。
映画ロケ地としての人気と観光動向
近年、鰊御殿は映画『ゴールデンカムイ』のロケ地になったことで、さらに注目を集めています。この影響もあり、昨年は2013年以来12年ぶりに入館者が2万人を超え、観光地としての活気を取り戻しました。地域経済への貢献も期待されており、小樽の春の風物詩として定着しつつあります。
今シーズンの営業詳細と利用案内
今シーズンの営業は11月23日までで、期間中は無休です。営業時間は午前9時から午後5時までですが、10月16日以降は午後4時までに短縮されます。入館料は以下の通りです:
- 大人:300円
- 高校生:150円
- 中学生以下:無料
問い合わせは鰊御殿(電話:0134-22-1038)まで。この再開により、小樽の観光シーズンが本格的に始まり、多くの訪問者が歴史と自然を楽しむことが期待されています。



