徳島県美馬市、全正規職員の防災士資格取得を達成 県内自治体初の取り組み
美馬市、全職員の防災士資格取得を達成 県内初

徳島県美馬市、全正規職員の防災士資格取得を達成 県内自治体初の取り組み

徳島県美馬市は、2020年度に目標として掲げた全正規職員(消防職員、医師、休職者を除く)の防災士資格の取得を、今年2月に達成した。この取り組みは県内の自治体では初めての事例として注目されている。市の危機管理課は、「職員がこれまで以上に災害を自分の事として捉えられるようになった」と成果を強調している。

組織的な取り組みで336人が資格を取得

美馬市は職員個々のスキルアップと地域防災力の強化を目的に、2020年度から全職員の防災士資格取得を目標に設定した。資格取得を「業務」として位置づけ、所属長にも配慮を要請。年1回、2日間の講習会を市役所で開催し、職員の参加を促した。

その結果、2025年度までに市長、副市長、教育長を含む対象となる全正規職員336人が防災士資格を取得。中山博之・市防災対策監は、「個人が防災知識を強化することが組織のスキルアップにつながり、地域防災のリーダー的役割を果たすことで共助の質の向上も促せる」と指摘する。

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新規採用者にも資格取得を拡大

市は今年4月の新規採用者についても、県の事業を通じて防災士資格を取得させる方針を明らかにした。中山防災対策監は、「災害には組織の横断的な対応が必要。自助、共助、公助のそれぞれの充実に向けて取り組んでいく」と力を込め、継続的な防災体制の構築を目指す姿勢を示した。

この取り組みは、自治体職員全体の防災意識向上と実践的な対応能力の育成を図るモデルケースとして、他地域からの関心も集めている。美馬市の事例は、地域コミュニティにおける防災力強化の重要性を改めて浮き彫りにしている。

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