福岡市早良区の曲渕ダムで6月1日、豊水を願う水源祭が行われ、地元住民ら約40人が出席した。この日は福岡市が定めた「節水の日」に当たり、市は水の大切さを再認識するよう呼びかけている。
節水の日の由来
福岡市では1978年と1994年の大渇水で、それぞれ280日以上の給水制限が続き、市民生活に大きな影響が出た。市はこの教訓と水の大切さを後世に伝えるため、1978年の渇水で最も給水制限が厳しかった6月1日を節水の日と定めた。
水源祭の様子
水源祭では、高島宗一郎市長が昨年9月頃からの少雨に触れ、「渇水はもとより、少雨による厳しい水源状況も教訓と受け止め、今後も水の安定供給と節水型都市作りを基本に据えて努力していく」とあいさつした。出席者らはダムに清酒をまき、豊水を願った。
貯水率の現状
福岡市によると、市内に水を供給する9か所のダムの合計貯水率は1日午前時点で45%と、前年同時期から半減している。また、直近3年間の平均貯水率と比較しても3割以上少ないという。市浄水調整課は「春先に雨が降ったが、まだ貯水量が回復していない。引き続き、節水へのご協力をお願いしたい」と話している。



