秋田県仙北市田沢湖にある多目的ダムの秋扇湖で、雪解け水によって湖の水位が上がるこの時期だけ見られる「水没林」が、幻想的な光景を広げている。湖面は玉川温泉から流れ込む強酸性水の影響で、光の当たり方によってエメラルドグリーンやコバルトブルーに変幻。沈んだ木々は水面で若葉を芽吹かせ、美しいコントラストを描いている。
絶景は見納めに
しかし、この絶景はしばらく見納めとなる。県玉川発電事務所によると、下流にある鎧畑発電所の改良工事に伴い水位が下がるため、次に水没林が見られるのは6年後の2032年春になるという。
背景と詳細
秋扇湖は田沢湖に位置する多目的ダムで、その独特の水色は玉川温泉からの強酸性水によるもの。雪解け時期に水位が上昇し、周辺の木々が水没することで、まるで水中林のような景観が生まれる。訪れる人々を魅了するこの現象は、自然の神秘を感じさせる。
今後、工事が完了するまでは水位が低く保たれるため、水没林の出現は一時的に中断される。地元ではこの貴重な景観を再び楽しめる日を待ち望んでいる。



