滋賀県彦根市は1日、中東情勢の緊迫化に伴う影響で、市内で指定ゴミ袋の買いだめが発生し、品薄状態が続いていることを受け、2日から7月3日までの期間限定で、指定以外の袋の使用を認める臨時措置を実施すると発表した。
背景と現状
市によると、2025年の指定ゴミ袋の販売量と同程度の約850万枚を確保しているものの、約2週間前から市民から「ゴミ袋が買えない」といった苦情が相次いで寄せられているという。市がスーパーやコンビニエンスストアなどを調査した結果、一部の店舗で品切れが発生しているほか、購入数量を制限しているケースも確認された。
原因と対策
この背景には、プラスチックの原料となるナフサ(粗製ガソリン)の供給が中東情勢の緊迫化により不安定になっていることがある。市民が今後の供給不足を懸念し、買いだめに走ったとみられる。市は臨時措置として、無色透明または半透明の袋であれば、表面に「可燃」や「燃やすごみ」などと記載することで使用を認める。
田島一成市長は定例記者会見で、「買いだめは控え、指定袋を入手できた場合はこれまで通り使用してほしい」と市民に呼びかけた。



