4日の福島県内は、発達した低気圧の影響で強い風が吹き荒れ、鉄道各線に運休や遅れが生じたほか、住宅被害が発生するなど、市民生活に大きな影響が出た。
鉄道への影響
阿武隈急行によると、4日午後0時15分ごろ、丸森駅と北丸森駅の間で倒木が原因の架線支障が発生し停電した。この影響で、梁川駅から槻木駅までの区間が終日運休となり、福島駅から梁川駅までの区間では折り返し運転が行われた。約800人の利用者に影響が出た。5日は始発から通常運転する見込みである。
また、JR東日本の常磐線、東北線、磐越西線の一部区間でも運休や遅れが生じ、利用客に影響が出た。
住宅被害
福島南消防署によると、4日午後3時50分ごろ、福島市吉倉字名倉で「強風で自宅の屋根が飛ばされそうだ」と住民から通報があった。署員が現場に駆け付け、2階建て住宅のトタン屋根の一部を撤去した。けが人はなかった。
気象状況
福島地方気象台によると、4日午後6時までの最大瞬間風速は、郡山市と浪江町で24.3メートル、相馬市で23.8メートルを観測した。5日は高気圧に覆われて晴れるが、上空の寒気や気圧の谷の影響で、会津地方では雨や雷雨となる所がある見込み。



