底引き網漁船衝突事故、原因は航海士の居眠りとスマホ操作 運輸安全委が報告書
底引き網漁船衝突、原因は居眠りとスマホ操作

居眠り運航が招いた衝突事故

島根県浜田市の浜田港で2025年8月、沖合底引き網漁船「第二十八浜吉丸」(120トン)が防波堤に衝突し、乗組員11人が重軽傷を負った事故で、国の運輸安全委員会は2026年5月28日、航海士の男性(30)の居眠りが原因と考えられるとする調査報告書を公表した。

事故の経緯と分析

報告書によると、同船は漁を終えて帰港中だった2025年8月19日午後11時10分頃、男性航海士が別の乗組員と当直を交代して操船を開始。しかし、椅子に座ってスマートフォンを操作するうちに居眠りをしてしまい、約40分後、浜田港内の新西防波堤に衝突した。運輸安全委員会は、自動操舵で航行していたことや、男性が単独で当直に就いていたことなどが居眠りの要因と分析した。

法的措置

男性航海士は2026年1月、業務上過失傷害と業務上過失往来危険の両罪で浜田簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けた。

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運輸安全委員会は、同様の事故を防ぐため、単独当直時の注意喚起や自動操舵使用時の安全対策の徹底を呼びかけている。

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