8日午後2時29分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、福島県内で震度5弱を観測した。気象庁によると、震源の深さは約40キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.8と推定される。この地震で気象庁は福島県沿岸に津波注意報を発表し、最大1メートルの津波が予想されるとして警戒を呼びかけている。
各地の震度と津波の状況
震度5弱を観測したのは福島県の一部地域で、そのほか東北地方から関東地方にかけて震度4から1の揺れを観測した。気象庁は、津波注意報が発表された地域では海岸や川の河口付近に近づかないよう強く呼びかけている。実際に津波の到達が確認された地点もあり、注意報は暫く継続される見通し。
原子力施設への影響
東京電力は、福島第一原子力発電所と福島第二原子力発電所について、地震による異常は確認されていないと発表した。また、周辺の放射線量モニタリングの値にも変化はなく、安全が確認されている。経済産業省原子力安全・保安院も、他の原子力施設についても異常がないと報告している。
交通機関への影響
地震の影響で、東北新幹線は一時運転を見合わせたが、点検後順次運転を再開した。在来線も一部区間で遅れや運休が発生したが、復旧作業が進められている。高速道路は一部区間で速度規制が行われたが、大きな通行止めは発生していない。
気象庁は、今後1週間程度は同程度の地震に注意するよう呼びかけている。また、津波注意報が解除されるまでは海岸には近づかないよう注意が必要だ。



