三重県は1日、3月に公表した南海トラフ地震の被害想定に関して、揺れの強さを震度別に色分けして地図上に示す「震度分布図」など、合計242か所に誤りが発見されたと発表し、訂正を行いました。県による被害想定の訂正は、これで2回目となります。
誤りの内容と経緯
県災害対策推進課の説明によると、委託事業者が震度分布図を作成する過程で、誤った手法を用いて震度階級を算出したほか、震度に応じた色分けの色調を間違えるなどのミスがあったとされています。これらの誤りは、4月13日に有識者から委託事業者に対して指摘があり、そこで初めて判明しました。
県の点検体制にも課題
県の内部点検でもこれらの誤りを発見できなかったとしており、県は6月1日にホームページで公開している被害想定の資料を、訂正後のものに差し替えました。
今回の訂正は、県が3月に公表したばかりの被害想定に対するもので、すでに一度訂正が行われていただけに、県民の間では不安の声も聞かれます。県は今後、再発防止策を徹底するとともに、委託事業者との連携を強化する方針を示しています。



