東北電力は25日、女川原発(宮城県石巻市、女川町)2号機の原子炉で発生した蒸気をタービンに送る配管において、放射線量を測定する検出器4台のうち1台が通常の2倍以上の放射線レベルを示したと発表した。その後正常に動作し、他の3台の数値に変動はなかったため、同社は一時的な誤作動だったとみている。6月9日に予定している営業運転再開に影響はないとしている。
検出器の異常とその後の経過
同社によると、今月24日午後9時5分ごろ、検出器1台で警報が鳴り確認したところ、数値が急上昇した後、通常の100分の1に急降下していた。外部への影響はなかった。同社が原因を調べている。
安全協定に基づく調査の中止
宮城県と立地2市町は、25日に予定していた安全協定に基づく立ち入り調査を中止した。この判断は、検出器の異常が一時的なものであり、安全性に問題がないと判断されたことによる。
東北電力は、この事象が原子炉の運転に直接的な影響を与えるものではなく、原因の特定と再発防止策を進めるとしている。また、地元自治体や関係機関への報告を適切に行い、透明性を確保する方針だ。



