国連、紛争地の性暴力リストにイスラエル・ロシア軍追加…イスラエルは反発し関係断絶へ
国連、紛争地の性暴力リストにイスラエル・ロシア軍追加

国連は29日、紛争地域における性暴力に関する年次報告書を公表し、強姦などの人権侵害に関与した疑いがある組織のリストに、イスラエルとロシア両国の軍および治安部隊を新たに追加した。この決定に対し、イスラエル外務省は「恥ずべき愚かな決定だ」と強く反発し、アントニオ・グテレス国連事務総長との関係を断絶する方針を示している。

報告書の主な内容

報告書によると、国連はパレスチナ自治区ガザ地区やヨルダン川西岸地域で、子ども10人を含む男女合わせて31人に対する性暴力を確認した。被害には収容施設内や尋問中の集団強姦などが含まれている。ロシアについては、ウクライナでの捕虜らに対する強姦など310件の事例が確認された。

両国への警告

両国は昨年の報告書で、リストに掲載される可能性があると事前に警告を受けていた。今回の追加は、国連が紛争地での性暴力に対してより厳しい姿勢を示したものとみられる。

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イスラエルの反応

イスラエル外務省は声明で「この決定は根拠がなく、政治的な動機に基づくものだ」と非難。グテレス事務総長との関係断絶を宣言し、今後の国連との協力に影響が出る可能性がある。

国連はこれまでも紛争地域での性暴力の撲滅に取り組んでおり、今回のリスト追加は国際社会の注目を集めている。両国は今後、国連に対してさらなる説明を求めるとみられる。

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