東京都江戸川区の路上で、金塊を強奪するための準備をしたとして、警視庁小岩署は29日、強盗予備容疑で男2人を逮捕した。逮捕されたのは、東京都調布市在住で職業不詳の20歳の男と、住所・職業不詳の19歳の男の2人。警視庁の発表によると、2人は28日朝、江戸川区東小岩の路上に停めた乗用車内に軍手を用意し、強盗の準備をしていた疑いが持たれている。
容疑の認否と背景
調べに対し、20歳の男は「強盗をしようとは思っていなかった」と容疑を否認している。一方、19歳の男は「知らない人たちと一緒に金塊を取るために来た」と容疑を認める供述をしているという。両者の供述に食い違いが見られることから、警視庁は事件の全容解明を急いでいる。
防犯カメラに映ったバイクの2人組
捜査関係者によると、現場近くの防犯カメラには、逮捕された2人とは別に、バイクに乗った2人組が逃走する様子が映っていた。警視庁は、この4人が「匿名・流動型犯罪グループ」(トクリュウ)のメンバーである可能性が高いとみて、逃走したバイクの2人の行方を追跡している。トクリュウは、SNSなどで匿名で集まり、役割を分担して犯罪を繰り返すグループとされ、警視庁はその実態解明に力を入れている。
現場周辺の状況
事件当日、現場付近の会社では、車で金塊を運搬する準備が行われていたという。同社前の路上では、昨年9月にも男女3人が2人組に催涙スプレーを吹きかけられる傷害事件が発生しており、警視庁は関連性も視野に捜査を進めている。金塊運搬のタイミングを狙った犯行の可能性もあり、警視庁は警戒を強めている。



