北海道旭川市で2024年、当時17歳の女子高校生をつり橋から川に落として殺害したなどとして、殺人、監禁、不同意わいせつ致死の罪に問われている無職の内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判が29日、旭川地裁で開かれた。内田被告は「(高校生が)橋から落ちたのを見ていない」と改めて殺害を否認した。
内田被告の主張
内田被告は弁護側の被告人質問で、高校生はつり橋から落ちずにロープなどに捕まり、「落ちないように耐えていた」と説明。高校生に「親と話をさせて。死ぬの、言うの、どっち」などと詰め寄った後、共犯の小西優花受刑者(21)から「梨瑚さんもう行きましょう」と言われ、携帯電話と4000円を置いて小走りで立ち去ったと述べた。立ち去る途中で悲鳴と衝撃音が聞こえたとしている。
事件の経緯
検察側は、内田被告と小西受刑者が共謀し、女子高校生を橋から突き落として殺害したと主張。一方、弁護側は殺害の故意を否認し、事故の可能性を示唆している。今後の審理では、現場の状況や被告らの行動が焦点となる。
裁判は引き続き旭川地裁で行われ、次回は6月に予定されている。被害者家族は「真実が明らかになることを望む」とコメントしている。



