米ホワイトハウスは28日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国などでエボラ出血熱が流行していることを受け、感染の疑いがある米国人を隔離するための50床の施設をケニアに設置し、29日から運用を開始すると発表した。この措置は、米国内へのエボラウイルスの流入を防ぐことを主な目的としている。
ケニア政府が施設設置を承認
ケニア政府はこの隔離施設の設置を認めた。ケニア国内では現在、エボラ出血熱の感染者は確認されていない。症状が現れた米国人は、ケニアから他の国に移送され、治療を受けることになる。
過去の対応との違い
2014年にエボラ出血熱が大流行した際、当時のオバマ政権は米国内での感染者受け入れを承認していた。しかし、当時テレビ司会者などとして活動していたトランプ大統領は、オバマ政権の判断を繰り返し批判していた。今回のトランプ政権の対応は、過去の政権とは一線を画すものとなっている。
ルビオ国務長官は今月27日の閣議で、「エボラ出血熱の感染者の入国は許さない」と明言しており、今回の隔離施設設置はその方針に沿った措置とみられる。



