埼玉県立小児医療センター(埼玉県さいたま市)は、白血病患者5人が抗がん剤の髄腔内注射を受けた後に神経症状を発症し、うち1人が死亡した問題について、外部有識者を含む医療事故調査委員会の会合を開き、再発防止策を検討しました。
事故の経緯と調査状況
同センターでは、2025年1月以降に抗がん剤の髄腔内注射を受けた患者5名が神経症状を発症。そのうち10代の男性患者1名が死亡し、別の患者2名が重体となりました。センターが内部調査を行った結果、事件と事故の両方の可能性があると判断し、2026年3月10日に埼玉県警へ届け出ました。翌11日には記者会見を開き、事案の詳細を公表しました。
医療事故調査委員会の取り組み
その後、医療事故調査制度に基づいて事故調査委員会が設置され、原因究明が進められていました。今回の会合では、委員会がこれまでの調査結果を踏まえ、具体的な再発防止策について議論しました。同センターは、今後も調査を継続し、再発防止策を確実に実行することで、患者の安全確保を目指すとしています。



