オランウータンのぬいぐるみを抱える姿が世界的な人気を博しているニホンザル「パンチ」が暮らす千葉県市川市動植物園のサル山について、市川市は寄付金も活用した修繕計画を発表した。市議会6月定例会に提出する補正予算案に、関連費用として7000万円を盛り込んだ。
修繕の具体的内容
5月29日の定例記者会見で、園の担当者が詳細を明らかにした。修繕では、サル山内部に日よけや土場を新たに設置するほか、サルの休憩スペースであるバックヤードを拡張する。さらに、サル山内に清掃用の給水施設を整備し、バックヤードにはエアコンも設置する。これらの工事はすべて年度内に完了する予定で、特にエアコンは夏までに設置する方針だ。
寄付金の活用と受付延長
園は3月16日に寄付の方法などをまとめた「#がんばれパンチ サポーターズガイド」を公表。5月24日時点で4303万6679円の寄付金が集まったが、継続を求める声が多く寄せられたため、5月末までだった寄付の受付期間を12月31日まで延長した。修繕費用の一部にはこれらの寄付金も充てられる。
サル山で仲間と過ごすパンチの姿は多くの来園者を魅了しており、市は環境改善を通じてさらに快適な飼育環境を提供したい考えだ。



