1985年8月12日に発生した日航ジャンボ機墜落事故から間もなく41年となる中、現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」へ続く登山道が、29日に冬の閉鎖期間を終えて開通しました。この事故では520人もの尊い命が失われました。
冬期閉鎖明け、遺族が尾根を訪問
ふもとに設置されていたゲートは、昨年11月中旬以来、約5カ月半ぶりに開放されました。ゲートが開かれると、遺族や関係者らが次々と尾根を訪れ、静かに犠牲者へ祈りを捧げました。今年8月で事故から41年を迎えます。
遺族の思いを乗せて
遺族でつくる「8・12連絡会」の事務局長を務める美谷島邦子さん(79)は、当時9歳だった次男の健さんの墓標にオルゴールを供え、優しい音色を響かせました。音楽が大好きだった健さんを思い、「聞いてくれたかな」と優しくつぶやきました。
この登山道は、毎年冬期に閉鎖され、春から秋にかけて開通します。遺族や関係者にとって、この場所は大切な追悼の場となっています。



