東京都千代田区にある千鳥ケ淵戦没者墓苑で25日、政府主催による拝礼式が執り行われました。この式典には、戦没者の遺族や高市早苗首相をはじめとする政府関係者が多数出席しました。
新たに193柱の遺骨を納骨
この日は、第二次世界大戦の戦没者の遺骨のうち、硫黄島や旧ソ連領、マーシャル諸島などで収集されたものの、身元が判明していない193柱が新たに納骨されました。これにより、同墓苑に納められた遺骨は累計で37万1167柱となりました。
厚労相の式辞
上野賢一郎厚生労働大臣は式辞で、戦争体験者が減少する中、「先の大戦の多くの教訓と記憶を風化させることなく継承していくことが喫緊の課題である」と述べました。その上で、「ご遺骨を1柱でも多く、一日でも早く故郷にお戻しできるよう、全力を尽くしてまいります」と決意を表明しました。
佳子さまが拝礼
拝礼式には、秋篠宮家の次女である佳子さまもご出席されました。遺骨が納められた後、佳子さまは納骨堂の前に進まれ、深く拝礼して戦没者の御霊を慰められました。
この式典は、戦後80年以上が経過した今もなお、戦争の記憶を後世に伝える重要な機会となっています。政府は今後も遺骨収集と帰還の取り組みを継続する方針です。



