立ち去った後に悲鳴と落下音 17歳殺害事件裁判で被告が法廷証言
立ち去った後に悲鳴と落下音 17歳殺害事件裁判で被告が法廷証言

北海道旭川市で2024年4月、女子高校生(当時17歳)が橋から落ちて水死した事件で、殺人などの罪で起訴された内田梨瑚(りこ)被告(23)の裁判員裁判が29日、旭川地裁で開かれた。内田被告に殺意はなかったと主張する弁護側の質問に対し、被告が当時の状況を説明した。

事件の経緯

検察側の冒頭陳述によると、内田被告は自分の写真を高校生が無断でSNSに投稿したことに因縁を付け、車で北海道留萌市から旭川市に連行。共犯の罪に問われた当時19歳の女(懲役23年が確定)と共に、コンビニエンスストアで助けを求めた高校生に暴力を振るった。さらに神居古潭(かむいこたん)で、内田被告らを極度に怖がっていた高校生に対し、殺意をもって、欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」などと言って川に落下させ、殺害したとされる。

被告の証言

この日の法廷で内田被告は、欄干にまたがっていた高校生の体を押すと橋から落下しかけたが、「自力で欄干の外側に戻ってきた」と説明。「死んでみろ」と言って、体の向きを川の方に変えさせた後、「うちら、帰るから」と言い残し、橋の通路に携帯電話とお金を置いて走って立ち去った、と述べた。その5、6秒後、背後から悲鳴と落下音が聞こえたという。

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裁判の行方

弁護側は殺意を否定しているが、検察側は殺人罪が成立すると主張。今後の審理で、被告の意図や事件当時の詳細な状況がさらに明らかにされる見通しだ。

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