静岡県牧之原市の市立相良中学校で、職員がパソコンを遠隔操作され、学校の口座から約1000万円が不正に送金されていたことが明らかになった。2026年6月1日に開かれた市議会で、市教育委員会が報告した。
事件の経緯
市教委によると、先月29日、職員がインターネットを使用中、セキュリティーサイトを装う警告表示が画面に現れた。表示された電話番号に連絡したところ、電話口の相手から「パソコンがウイルスに感染している。内部の破壊状況を調べる必要がある」などと言われ、金融機関の口座にアクセスするよう指示されたという。
その後、不審に思った職員が学校のネットワークシステム管理業者に連絡し、被害が発覚した。口座には教材費や修学旅行の積立金が管理されており、約1000万円が不正に送金されていた。
市長の謝罪
市議会で杉本基久雄市長は「市民の信頼を損なった。深くおわび申し上げる」と陳謝した。市教委は警察に被害届を提出し、捜査が行われている。



