愛知県警察本部は、県内の警察署に勤務する60歳の男性警部補が、知人女性に対するストーカー行為や不正な運転免許証情報の照会を行ったとして、書類送検したことが明らかになりました。この警部補は、停職1カ月の懲戒処分を受けた後、既に退職しているとのことです。
事件の概要
捜査関係者によると、警部補は2022年から2025年にかけて、スマートフォンを使用して知人女性を盗撮するなどのストーカー行為を繰り返していた疑いが持たれています。また、2021年には別の知人女性を盗撮した上、運転免許証情報を不正に照会し、個人情報を入手していたことも判明しました。さらに、被害者の自宅付近に接近したケースもあったとされています。
懲戒処分と退職
愛知県警は今年3月、警部補に対して2021年の行為を含む一連の違反行為を理由に、停職1カ月の懲戒処分を科しました。この事件は2025年に発覚しましたが、県警は被害女性のプライバシー保護を理由に、公表を控えていました。警部補は処分後、退職しています。
ストーカー規制法違反の疑い
警部補は、ストーカー規制法違反の疑いで書類送検されました。同法は、つきまといや待ち伏せ、盗撮などの行為を規制しており、違反した場合は罰則が科されます。今回のケースでは、長期間にわたるストーカー行為と不正な個人情報取得が問題視されています。
愛知県警は、今後の捜査に影響を及ぼす可能性があるとして、詳細なコメントを控えていますが、職員の綱紀粛正を徹底する方針を示しています。



