脳損傷治療薬「アクーゴ」の販売開始
再生医療ベンチャーのサンバイオ(東京)は21日、事故などで脳を損傷した患者向けの再生医療等製品「アクーゴ」の販売を開始したと発表しました。価格は7271万円で、公的医療保険が適用されるため、患者の自己負担は軽減されます。
アクーゴの仕組みと効果
アクーゴは、健康な人の骨髄液から採取した「間葉系幹細胞」を加工した製品です。この幹細胞は、傷ついた神経細胞を修復する働きが期待されています。治療では、頭蓋骨に開けた小さな穴を経由して、細胞を含んだ液体を脳内に注入します。
承認から販売までの経緯
2024年に7年間の期限付きで製造販売が承認されましたが、品質に関する課題が解消されず、追加データを集めるまで出荷できない異例の条件が付いていました。その後、必要なデータが得られたとして出荷制限が解除され、今回の販売開始に至りました。
この製品は、脳損傷治療の新たな選択肢として注目されており、今後の普及が期待されます。



