高裁岡山支部、衆院選「1票の格差」を合憲と判断 全国8件目
高裁岡山支部、衆院選「1票の格差」合憲 8件目

広島高裁岡山支部(絹川泰毅裁判長)は28日、最大で2・10倍に上る「1票の格差」を是正せずに実施された2月の衆院選について「合憲」と判断し、岡山県の有権者が求めた選挙無効の請求を棄却した。

全国で8件目の判決、すべて合憲

この訴訟は、二つの弁護士グループが全国14の高裁および支部に起こした一連の訴訟のうち8件目となる。これまでの判決はすべて合憲であり、今回も同様の結論となった。

アダムズ方式で区割りも格差拡大

今回の衆院選は、前回2024年選挙(最大格差2・06倍)と同様に、人口比を正確に反映しやすいとされる議席配分方式「アダムズ方式」に基づく区割りで実施された。しかしながら、格差はやや拡大し、2・10倍に達した。

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原告側は、この格差が投票価値の平等を保障する憲法に反すると主張したが、裁判所はこれを退けた。判決後、原告側の弁護士である升永英俊氏は岡山支部前で取材に応じ、今後の対応について言及した。

今後の見通し

残る6件の訴訟についても、近く判決が言い渡される見通しだ。一連の判決が今後の選挙制度に与える影響が注目される。

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