日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は5月31日、大阪市内で開かれた常任役員会で、来春に実施される統一地方選挙において、首長と地方議員の当選者数を合わせて800人以上とする目標を掲げる方針を明らかにした。
前回選挙の実績と今回の目標
前回の2023年統一地方選では、維新は選挙前勢力の約1.5倍となる600人を目標に掲げ、最終的に770人超が当選した。今回の目標はそれをさらに上回る800人超と、高いハードルを設定した形だ。
吉村代表は役員会で、党のさらなる拡大と地方組織の強化を訴え、統一選での勝利が国政進出への足がかりとなると強調したとみられる。
厳しい戦いへの認識
役員会終了後、共同代表の藤田文武氏は記者団に対し、「支持率も含めて厳しい情勢の中での戦いになる」と述べ、楽観できない情勢を認めた。維新は国政では野党第1党の地位にあるが、地方選では他党との競合が激しく、目標達成には組織力の向上が必要となる。
維新は今後、候補者選定や政策の周知を進め、来春の統一選に向けた準備を本格化させる方針だ。



