防衛省は29日、ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、北大西洋条約機構(NATO)の支援組織に自衛官4人を初めて派遣すると発表した。実際の戦闘には関与しないとしている。
派遣の詳細
支援組織はドイツの米軍基地内に所在し、NATO加盟国やオーストラリアから派遣された約700人が従事している。ウクライナ軍への装備品提供や訓練の調整に加え、同志国との連絡役を担う。派遣されるのは陸上自衛官2人、海上自衛官と航空自衛官がそれぞれ1人ずつである。
背景
2025年4月に当時の中谷元・防衛相がNATOのルッテ事務総長に、防衛省として支援組織に参加する意向を伝えていた。今回の派遣はその合意に基づくもので、初の事例となる。
防衛省は、派遣自衛官は戦闘行為を行わず、後方支援に徹する方針を示している。ウクライナ情勢の長期化を受け、国際協力の一環として位置づけられる。



