日本とベルギーの外交関係樹立から今年で160年を迎えるのを記念し、両国の友好の証として贈られた美術品や外交文書など約40点を紹介する特別展が、23日から東京都渋谷区の国学院大博物館で一般公開される。開催に先立ち21日、秋篠宮ご夫妻が会場を訪れ、展示品を鑑賞された。
「美と知の交流の軌跡」をテーマに約40点を展示
特別展のタイトルは「日本ベルギー修好160周年記念展示-美と知の交流の軌跡」。国学院大学とベルギーの協定校であるルーヴェン・カトリック大学が共催し、ベルギー王立美術歴史博物館が所蔵する工芸品や外交文書などが集められた。
明治天皇の贈り物が初里帰り
今回の展示の目玉は、明治天皇が1911年にベルギーへ寄贈した陶芸家・宮川香山(こうざん)作の花瓶と金地の文箱である。これらは初めて里帰り品として公開される。文箱は完成に3年9カ月を要した精巧な蒔絵(まきえ)が施されており、両国の関係の重要性を物語っている。秋篠宮妃紀子さまは作品を前に「素晴らしい」と感想をもらされた。
1866年の修好通商航海条約文書も展示
さらに、ベルギー外務省が所蔵する1866年の修好通商航海条約の文書なども展示される。これらの資料を通じて、両国の長い友好の歴史をたどることができる。
特別展は6月28日まで開催され、入場は無料。秋篠宮家の次女佳子さまと長男悠仁さまも後日鑑賞される予定である。



