多摩市長選で阿部裕行氏が5選を確実に 新人松田道人氏との一騎打ちを制す
多摩市長選挙は4月12日に投開票が行われ、無所属で現職の阿部裕行氏(70)が、無所属新人で新電力サービス会社代表社員の松田道人氏(52)を破り、5回目の当選を確実にしました。当日有権者数は12万3890人で、投票率は40.89%(前回42.57%)でした。
阿部氏の勝利と市政への意欲
阿部氏は5期目に向けて「命を守り、地域を守り、仕事を守る」を旗印に掲げ、選挙戦を戦いました。市政の課題として、地域医療の拠点である日本医科大多摩永山病院の老朽化に伴う建て替えや、高齢化が進む多摩ニュータウンの再生を挙げ、「私が道筋を描く」と訴えました。政党の推薦は受けていませんが、市長を4期務めた安定感や次期市政への明確な意欲が支持を広げた要因と見られています。
選挙の経緯と松田氏の主張
市長選は当初、阿部氏のみが名乗りを上げており、一時は無投票の可能性も取り沙汰されました。しかし、松田氏が「無投票をなくしたかった」と告示日に急きょ出馬し、現職と新人の一騎打ちに発展しました。松田氏は市長選に4回目の挑戦で、「現市政にノー」を前面に掲げ、人口知能(AI)や産業効率化を活用した市民全員や市職員への「週休4日制」導入や「市長報酬ゼロ」を主張しましたが、及ばず敗北しました。
阿部氏の当選確実を受け、今後は永山病院の建て替え計画や多摩ニュータウンの再生策が具体的に進められる見込みです。市民からは、経験豊富なリーダーシップへの期待とともに、新たな市政への課題解決が注目されています。



