市川市長選、現職の田中甲氏が再選を果たす
2026年4月19日に投開票が行われた千葉県市川市長選挙は、無所属で現職の田中甲氏(69)が再選を確実にしました。新顔として立候補した前市川市議の保戸田悠菜氏(39)と不動産管理業の山崎健介氏(51)の2氏を破り、2期目の当選を決めました。
選挙結果と投票率の詳細
当日の有権者数は40万3621人で、投票率は31.97%でした。これは前回選挙の38.75%から低下しています。確定得票数は以下の通りです:
- 田中甲氏:90,576票
- 保戸田悠菜氏:33,430票
- 山崎健介氏:2,892票
田中氏は無所属ながら、自民党系の市議の大半から支援を受けたほか、公明党市議団からも支持を得て選挙戦を戦いました。
田中氏の選挙戦略と公約
田中氏は1期目の実績を最大限にアピールし、支持を拡大しました。具体的には:
- 老朽化したクリーンセンターや市斎場の建て替え計画など、公約達成率が96.9%だったことを強調。
- 子ども・子育て支援策の充実や、特色ある市立高校の設置を訴え。
- サッカー・Jリーグの基準を満たすスタジアムの建設を推進。
- 人口50万人到達を機に、中核市への移行を目指す方針を示しました。
これらの政策が有権者の支持を集め、再選につながりました。
対立候補の主張と敗因
保戸田悠菜氏は、自身が子育て中であることを背景に、以下の政策を訴えました:
- 18歳までの医療費無償化などの子育て支援策。
- 個人市民税と固定資産税の減税。
- 防犯カメラの増設や無電柱化による歩道の拡幅。
選挙運動では、経営する学習塾の卒業生や「ママ友」らボランティアが中心となりましたが、現職の実績には及ばず敗北しました。山崎健介氏も同様に、新顔としての新鮮さをアピールしましたが、得票数は伸び悩みました。
今回の選挙結果は、現職の田中氏が市政の継続性を評価されたことを示しています。今後は、掲げた公約の実現に向けて、さらなる市政運営が期待されます。



