宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、国際宇宙ステーション(ISS)に食品や機材を運搬した新型無人補給機「HTV-X」1号機について、26日に大気圏へ再突入させると発表しました。同機は南太平洋上で大気圏に再突入し、燃え尽きる予定です。
新型補給機の特徴
この新型補給機は、先代の「こうのとり」と比較して、より多くの荷物を輸送できる能力を持ちます。また、ISSから離脱した後、最長で1年半にわたって軌道上を飛行し続けることが可能です。この長期滞在能力は、将来の宇宙ミッションにおける柔軟な運用を可能にします。
打ち上げからISS到着まで
HTV-X 1号機は、昨年10月に鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケットによって打ち上げられました。ISSに接近した際には、滞在中の油井亀美也飛行士(56)がロボットアームを使って捕捉し、ドッキングに成功しました。
ISS離脱と今後の予定
今年3月には、飛行士の日常生活や実験で発生した廃棄物を搭載してISSを離脱しました。その後、約2か月間の軌道飛行を経て、26日に大気圏再突入が計画されています。再突入時には、機体の大部分が大気圏内で燃え尽きると見られています。
このミッションは、日本の宇宙開発における重要な一歩であり、今後の補給機運用の信頼性向上に貢献することが期待されています。



