1日の東京株式市場で、日経平均株価が取引時間中に初めて6万7000円台に乗せた。前営業日から一時900円超上昇し、史上最高値を更新。AI(人工知能)や半導体関連の銘柄が買われ、日経平均への寄与度が大きい「値がさ株」が全体相場を押し上げた。
米株高の流れを継承
5月29日の米ニューヨーク株式市場では、テクノロジー企業の好決算を背景にダウ工業株平均、S&P500指数、ナスダック総合指数の主要3指数がそろって上昇。この流れを受け、東京市場も買いが先行した。日経平均は前営業日比33円93銭高の6万6363円43銭で取引を開始し、その後も上げ幅を拡大した。
AI需要拡大が追い風
市場では、AI関連の需要拡大期待が根強く、半導体関連株を中心に値がさ株への買いが続いている。大手証券のアナリストは「AI関連銘柄の上昇が継続すれば、日経平均はさらに上昇する可能性がある」と指摘。ただし、急ピッチな上昇に対する警戒感もあり、利益確定売りが出る場面も見られた。
専門家の見方
市場関係者の間では、日経平均の上昇基調は当面続くとの見方が多い。一方で、米国の金融政策や地政学リスクなど外部環境の変化には注意が必要とされている。投資家の間では、AI・半導体関連株への資金流入が続くかどうかが今後の焦点となっている。



