キオクシアHD時価総額、一時45兆円超えトヨタ抜き国内2位に
キオクシアHD時価総額、一時45兆円超えトヨタ抜き国内2位

半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(HD)の時価総額が3日、一時45兆円を上回り、トヨタ自動車を抜いて、国内の上場企業で2位になった。このところの人工知能(AI)ブームの波に乗って株価を伸ばしていたが、キオクシアが前日に発表した株主還元策や大規模な設備投資の計画が投資家に好感され、さらに株価を押し上げた。

キオクシアHDは2日に開いた投資家向け説明会で、2026年3月期の下期にも株主配当を始める方針を明らかにした。24年12月の上場以来、配当の実施は初めてとなる。説明会では、27年3月期からの3年間で、これまでの規模を大きく上回る年平均4700億円の設備投資を計画しているとも表明した。

「一本足打法」の半導体キオクシア

キオクシアHDは、NAND型フラッシュメモリーに特化した「一本足打法」で知られる。かつては巨額赤字に苦しんだが、AI需要の急拡大により業績は急回復。2026年4~6月期の純利益は前年同期比で47倍超を見込むなど、最高益を更新している。

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市場の反応と今後の展望

市場では、キオクシアの積極的な投資姿勢と株主還元が評価され、時価総額のさらなる拡大も期待されている。一方で、半導体市場の変動リスクや競争激化を懸念する声もあり、今後の動向が注目される。

トヨタ自動車は依然として時価総額でトップだが、キオクシアの急成長により、国内企業の序列に変化が生じている。ソフトバンクGも時価総額でトヨタを抜いたことがあり、AI関連企業の勢いが際立っている。

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