自民党がAI政策の司令塔設置を提言 デジタル庁強化も視野に
自民党がAI(人工知能)政策に関する提言案「AIホワイトペーパー」の概要を明らかにした。国家をAI駆動型へ転換するため、政府に「AI臨時行政調査会(AI臨調=仮称)」を設置することを柱としている。デジタル庁の改組も視野に入れており、近く政府に提出する方針だ。
AIを前提とした社会変革の必要性
提言では、自律的に判断してコンピューターを操作できる「エージェントAI」の急速な進化を背景に、労働や教育、社会保障など、社会全体でAI利用を前提とした変革(AIトランスフォーメーション=AX)を進める必要があると強調している。
政府は法制度の見直しだけでなく、AIの活用による行政改革も不可欠として、デジタル庁に省庁横断のAI臨調を設置することを提案。技術の発展に対応できるよう、法解釈や指針を迅速に見直せる仕組みの構築を求めている。
デジタル庁の強化と今後の展開
さらに、政府のAX(ガバメント・トランスフォーメーション)を加速させるため、デジタル庁の機能強化や組織改編も検討事項に含まれている。これにより、AI政策の司令塔としての役割を明確にし、国内外の競争力向上を目指す。
自民党はこの提言を基に、政府と連携して具体的な施策を推進する方針で、AI時代の国家戦略の確立を急ぐ。社会全体の変革に向けた取り組みが、今後どのように具体化されるか注目が集まっている。



