横浜発「ハマのメンマ」で放置竹林問題に挑む 地域連携でグルメ商品を開発
横浜発「ハマのメンマ」で放置竹林問題に挑む

横浜発「ハマのメンマ」で放置竹林問題に挑む 地域連携でグルメ商品を開発

神奈川県横浜市で、社会問題化している放置竹林の有効活用を目指すユニークなプロジェクトが進められている。一般社団法人「横浜竹林研究所」(港北区)は、伐採した若い竹をメンマに加工したオリジナル商品「ハマのメンマ」を販売し、竹林整備の促進に取り組んでいる。この活動に共鳴した横浜高島屋(西区)が協力し、メンマを使用した各種商品を期間限定で提供している。

放置竹林の課題と全国的な取り組み

放置竹林は、周囲の生態系に悪影響を及ぼし、地滑りや土砂崩れの原因となることもある深刻な問題だ。この課題解決に向け、2017年には「美味しく食べて竹林整備」を合言葉に、全国組織「純国産メンマプロジェクト」が発足した。横浜竹林研究所は2023年にこのプロジェクトに加入し、地域に根差した活動を展開している。

代表理事の小林隆志さん(56)は、不動産企画プロデューサーの山本ルリさん(52)と建築家の若林拓哉さん(34)と協力し、市内に点在する竹林を巡回している。小林さんは「人のつながりをつくる」をテーマに掲げ、地主や自治会、サポーターらと共に伐採作業に汗を流す。整備を通じて、様々な立場の人々をつなぎ、集まる場を創出することが「まちづくり」につながると考えている。

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幼竹を活用したメンマづくりとワークショップ

メンマに加工されるのは、1.5メートルから2メートルほどに伸びた「幼竹」だ。小林さんたちは、メンマづくりに加えて、竹炭づくりなどのワークショップを企画し、担い手不足の中で竹林整備を継続するための相談にも応じている。これにより、地域コミュニティの活性化と環境保全の両立を目指している。

横浜高島屋での期間限定販売

横浜高島屋の食品売り場と飲食店では、研究所が提供するメンマを使用した様々な商品が登場している。例えば、ラーメンをイメージしたパンや甘く味付けされたパン、あんかけ焼きそば、肉まん、シウマイなどが販売されている。小林さんは「人のつながりが感じられて、どれもおいしい」と話し、ハマのメンマの知名度向上に期待を寄せている。

商品の詳細や販売期間、売り場については、「横浜高島屋ハマのメンマ」で検索すると確認できる。問い合わせは横浜高島屋(電話045-311-5111)まで。

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