福島県広野町で、JR広野駅の旧駅舎を改修した「広野駅交流施設」の竣工式が20日、現地で開催され、関係者らが施設の完成を祝った。この施設は町の新たな玄関口として、気軽に立ち寄れて交流できる場として4月から利用が始まっている。JR東日本が簡易改札機の移設工事を実施し、11月に正式開所となる見込みだ。
施設整備の背景
同駅は駅舎の老朽化に加え、ふたば未来学園中高の開校により利用者が増加していた。これを受けてJRは2024年に切符売り場を備えた新駅舎を整備し、町が旧駅舎を譲り受けて交流施設に改修した。この施設は、平時には交流・にぎわい創出の拠点として、災害時には一時避難や情報発信を行う防災拠点としての役割を担う。
施設の特徴
施設内には木の温もりを感じられるスペースや、新駅舎や既存の公衆トイレをつなぐ大ひさしが広がっている。談話室には自由に腰かけられる階段状のスペースや図書ブース、物販カウンターなどが設けられ、駅利用者の利便性向上とともに、町民の活動や地域のつながりを育む新拠点として活用される。
関係者の挨拶
竣工式では、小松和真町長が「にぎわい創出や関係人口拡大に寄与する重要な施設。挑戦が生まれ、未来につながることに期待する」と挨拶。また、渡辺正俊町議会議長、施工者の仙建工業の菅野勝正取締役執行役員福島支店長、設計監理者のJR東日本建築設計の伊藤喜彦社長もそれぞれ挨拶を行った。



