千葉・白子の中学生が開発「たまんねーぎ」完売、追加生産へ
千葉・白子の中学生開発「たまんねーぎ」完売、追加生産

千葉県白子町の中学生らが、地元特産の新タマネギを活用した万能ソース「たまんねーぎ」を開発した。5月に開催されたイベントで販売した200個が即日完売し、現在は追加生産を行っている。将来的には町内に加工施設を設置し、白子町を代表するお土産品に育て上げたいと意気込んでいる。

「おいしくてたまんねー」を商品名に

ソースの名称は「おいしくてたまらない」という意味を込めて名付けられた。甘みのある新タマネギに、コチュジャンのピリッとした辛さとレモンの爽やかな酸味が絶妙に調和し、豊かな風味が楽しめる。サラダやハンバーグ、炒め物など幅広い料理に活用でき、意外なところではギョーザやしゃぶしゃぶ、唐揚げにも合うという。

開発の背景とメンバーの思い

このソースを開発したのは、白子町のNPO法人「さくら」が運営する「まちづくり部」に所属する児童・生徒たちだ。現在は小学6年生から高校1年生までの女子8人が活動している。代表の片岡未菜さん(34)は「将来、町外に出て行く子どもが多い中で、地元に愛着を持ってほしい」との願いからこの活動を始めた。

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メンバーは昨年7月に活動をスタート。「白子を元気にしたい」という思いから、第1弾企画としてタマネギソースの開発に着手した。既にドレッシングは存在したが、ソースはなかったためだ。調味料の配合を試行錯誤し、タマネギの刻み方やソースの粘度を変えるなど、試作を繰り返した。

完売の喜びと今後の展開

4月に完成したソースは、5月10日に開催された「白子たまねぎ祭り」で1個800円で販売された。メンバーが人工知能(AI)を活用してデザインした可愛らしいパッケージが来場者の目を引き、見事に完売した。中学3年の細谷美夢さん(14)は「まさか完売するとは思っていなかったので驚いた」と喜びを語る。

現在は新たに300個を追加製造し、さくらが運営する子ども食堂「ばあちゃん食堂」(同町関)で販売する予定だ。さらに、さくら独自の加工所設置を目指している。中学3年の宮川紗英さん(14)は「白子に来た人全員に買ってもらえるような、全国で知られるお土産にしたい」と意気込みを語る。

地域活性化への取り組み

5月末には、町内の介護施設の敷地内に手作りのフォトスポットも設置した。今後も中学生の力を活用して、町を元気づける活動を続けていく。

問い合わせは、さくら事務局を兼ねるばあちゃん食堂(電話0475-36-7180)へ。営業時間は月、火、金、土、日曜の午前11時から午後2時まで。

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