東北絆まつりが最終日の24日、盛岡市で閉幕した。東日本大震災の犠牲者を鎮魂し、復興を願うこの祭りには、東北6県を代表する夏祭りが集結。福島わらじまつり(福島市)を含む六つの祭りがパレードを披露し、2日間で計29万7000人(主催者発表)が来場した。
閉祭式で来年の開催を報告
閉祭式では、福島市の馬場雄基市長が来年の同市開催を報告し、「皆さん福島で会いましょう」と呼びかけた。パレードには、福島わらじまつりのほか、地元の盛岡さんさ踊り、秋田竿灯まつり、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、青森ねぶた祭から総勢約1800人が参加。盛岡市役所前から約1キロの通りを練り歩いた。
小雨の中の熱気あふれるパレード
小雨がぱらつく中でのパレードとなったが、演者と観衆の熱気が曇天を吹き飛ばすようだった。福島わらじまつりからは約140人が参加。笛や太鼓の音色とともに「わっしょい」のかけ声に合わせて踊り抜けた。特に、長さ12メートル、幅1.4メートルの「日本一」の大わらじを沿道に向けて大きく傾けると、観客からひときわ大きな歓声が上がった。
参加者の声
太鼓隊を務めた福島市の理学療法士正木花純さん(26)は「他県の祭りの人たちも沿道も本当に温かく、東北が一つになったように感じた」と語った。福島わらじまつり実行委の小河日出男委員長は「今までにないくらい盛り上がった」と総括し、「来年は市民一丸となって、今年以上の絆まつりにしたい。まずは8月のわらじまつりに向け、多くの参加を呼びかけていく」と意気込みを示した。馬場市長も「盛岡の皆さまが大きなプレッシャーをかけてくれたことに感謝し(来年の)まつりを成功に導くため全力を尽くしたい」と決意を表明した。



