長崎市鍛冶屋町にある八坂神社で、創建400年を迎えた今年、老朽化が進んでいた拝殿の改築工事が完了した。同神社は1626年(寛永3年)の創建とされ、以来続く疫病退散や家内安全を祈願する「祇園祭」は「ぎおんさん」の愛称で親しまれている。
改築工事の概要
工事は昨年1月から今年3月にかけて実施され、総工費は約1億5000万円。屋根材を従来の瓦から耐久性に優れた銅板ぶきに変更したほか、拝殿の面積を拡大し、新たに控室を設置した。これにより、参拝者の利便性が向上した。
記念神事の開催
21日には改築を記念した神事が営まれ、地元関係者約40人が参列。小西隆宮司(74)が祝詞を奏上し、参列者全員が玉串を捧げて神社のさらなる発展を祈った。神事後、小西宮司は「先々まで繁栄し、多くの方々に参拝いただける神社になってほしい」と願いを語った。
同神社の祇園祭は地域の重要な伝統行事として知られ、今回の改築で今後も末永く地域に愛される存在となることが期待される。



