相馬野馬追で神旗争奪戦 約380騎が壮麗な戦国絵巻
福島県相双地方の伝統行事で、国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」が24日、南相馬市原町区の雲雀ケ原祭場地で行われました。最大の呼び物である神旗争奪戦や甲冑競馬が繰り広げられ、一千有余年の伝統をつなぐ約380騎の騎馬武者が壮麗な戦国絵巻を展開しました。
威風堂々の進軍
騎馬武者たちは祭場地に向けて市街地を威風堂々と進軍しました。沿道には地元住民や観光客ら約4万2000人の観衆が詰めかけ、勇ましい騎馬武者行列に見入りました。その迫力ある姿に、多くの観客が息を呑みました。
神旗争奪戦の熱狂
神旗争奪戦では、上空に打ち上げられた花火から御神旗が舞い降りると、騎馬武者たちが我先にと野馬追原を勇猛果敢に駆け、激しく競り合いました。青い御神旗を巡る白熱した争いが繰り広げられ、観客から大きな歓声が上がりました。
甲冑競馬の迫力
甲冑競馬では、騎馬武者がごう音を響かせ、泥をかき上げながら走路を疾走しました。鎧兜に身を固めた武者たちの勇壮な姿は、まさに戦国時代を彷彿とさせるものでした。
最終日の予定
最終日の25日は、同市小高区の相馬小高神社で野馬懸が行われます。この行事は、神前に生きた馬を奉納する神事で、相馬野馬追のクライマックスを飾ります。



