福山駅南口に5800平方メートル広場、再整備基本計画策定
福山駅南口に5800平方メートル広場、再整備基本計画策定

JR福山駅前の再整備事業において、福山市は29日、設計の前提となる基本計画を策定したと発表した。計画案の段階から大きな変更はなく、駅南口のバスターミナル一帯を約5800平方メートルの広場として再生させる。2033年度の完成を目指し、周辺道路の設計や広場のデザインの検討に入る。

基本計画の概要

市は3月に計画案をまとめ、4月から5月にかけてパブリックコメントを募集。市民から寄せられた165件の意見のうち、44件を基本計画に反映した。計画策定を受け、2021年秋から再整備の中身を検討してきた官民組織「福山駅前広場協議会」は解散した。

基本計画では、路線バスの乗降場を12台分から6台分に集約して広場の南側に移すほか、タクシー乗り場や一般車の送迎場の配置を見直す。国道2号に延びる駅前大通りも8車線から4車線に減らすため、今年度中には周辺道路の設計に着手し、交通結節機能の工事を先行させる考えだ。

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広場デザインの検討

一方、広場に関しては、具体的なデザインを話し合う専門家組織を新たに発足させ、駅周辺の事業者らの意見を聞きながら空間構成や運営方法の詳細を詰める。2028年度には運営事業者を公募し、2029年度以降に設計や工事に入る予定という。

枝広直幹市長は「福山駅前には、県東部の玄関口として人を引きつけるような魅力が求められる。単なる通過点でなく、目的地になるような空間を完成させていきたい」と話した。

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