栃木県内の人口、初めて全25市町で減少 2025年国勢調査速報値
栃木県内の人口、初めて全25市町で減少 2025年国勢調査速報値

栃木県は、2025年に実施された国勢調査の速報値を公表した。それによると、県内の総人口は186万4833人となり、5年前の前回調査と比較して6万8313人、率にして3.5%の減少を記録した。これは、2005年の約201万6000人をピークとして4回連続の減少であり、1985年の約186万6000人とほぼ同水準まで落ち込んだ。特筆すべきは、県内全市町で人口が減少したことが初めて確認された点である。

男女別人口と市町別の動向

男女別の内訳を見ると、男性が93万1188人(前回比3万3742人減)、女性が93万3645人(同3万4571人減)となっている。市町別では、宇都宮市が51万1733人で最多を維持したものの、前回調査で増加していた宇都宮市と下野市も今回は減少に転じた。減少幅が最も大きかったのは足利市の8867人減で、最も小さかったのは芳賀町の152人減であった。

世帯数の増加と1世帯当たり人数の減少

一方、世帯数は81万5857世帯で、前回比1万8934世帯(2.4%)の増加を示した。しかし、1世帯当たりの人数は2.29人と過去最少を更新し、単身世帯や少人数世帯の増加がうかがえる。市町別では、9市7町で世帯数が増加し、5市4町で減少。増加数が最も多かったのは宇都宮市の9799世帯増で、同市の総世帯数は24万640世帯と県内最多となった。

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今回の結果は、栃木県全体で人口減少が加速し、地域によっては世帯数も減少に転じるなど、地方創生の課題がより一層鮮明になったと言える。

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