米国中西部で複数の竜巻が発生し、少なくとも3人が死亡、多数の負傷者が出ている。オハイオ州やインディアナ州などで建物が倒壊し、広範囲で停電が発生している。州知事が非常事態を宣言し、救助活動が続いている。
竜巻の被害状況
現地時間の14日、米国中西部を複数の竜巻が襲い、オハイオ州、インディアナ州、ケンタッキー州などで甚大な被害が報告されている。少なくとも3人が死亡し、数十人が負傷。多くの建物が倒壊し、がれきの山と化した地域もある。停電は数万世帯に及んでおり、復旧の見通しは立っていない。
オハイオ州の被害
オハイオ州では、複数の郡で竜巻が確認され、住宅や商業施設が大きな被害を受けた。州知事は非常事態を宣言し、州兵を投入して救助活動にあたっている。地元メディアによると、倒壊した建物の下敷きになった住民がおり、救助隊が懸命に捜索を続けている。
インディアナ州の状況
インディアナ州でも竜巻による被害が報告されており、複数の負傷者が病院に搬送された。一部の地域では道路が寸断され、通行止めが続いている。電力会社は復旧作業を急いでいるが、被害が広範囲に及んでいるため、時間がかかるとみられる。
気象当局の警告
米国立気象局(NWS)は、中西部から南部にかけてさらなる竜巻の発生リスクがあるとして、警戒を呼びかけている。大気の状態が不安定で、今後も激しい嵐や豪雨が予想されるため、住民は安全な場所に避難するよう求められている。
今回の竜巻シーズンは例年より活発で、専門家は気候変動の影響を指摘している。温暖化により大気中のエネルギーが増加し、竜巻の発生頻度や強度が高まる可能性があるという。
バイデン大統領は被害状況の報告を受け、連邦政府として支援を惜しまない姿勢を示している。FEMA(連邦緊急事態管理庁)が現地に派遣され、被害の全容解明と復旧支援にあたる予定だ。



