神戸市役所2号館再整備、灯台のような新ランドマーク誕生へ
神戸市役所2号館再整備、灯台のような新ランドマーク

神戸市役所本庁舎2号館再整備事業が本格着工へ

神戸市中央区で進められている「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」の建設工事が、本格的にスタートすることが明らかになった。建築から60年以上が経過し、老朽化が進んでいた同庁舎を、民間事業者のノウハウを活用して全面的に建て替えるプロジェクトである。完成後は、灯台のように遠くからも港町神戸を感じさせるランドマークとなることが期待されている。

事業の概要とコンソーシアム

本事業は、オリックス不動産を代表企業とし、阪急阪神不動産、関電不動産、大和ハウス工業、芙蓉総合リース、竹中工務店、安田不動産から構成されるコンソーシアムが手がける。神戸市と連携しながら、「神戸の未来をけん引する交流・創造拠点づくり」を目指す。

立地と施設構成

新庁舎は、繁華街である三宮駅周辺と、旧居留地や再整備が進むウォーターフロントエリアの中間点に位置する。市役所機能に加え、商業機能や屋上庭園を複合的に配置し、市民や観光客が滞在・回遊できる場を創出する。

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低層部には、公共空間となる「(仮称)市民利用空間」や開放的な正面エントランス前空間、サンクンガーデン(半地下広場)などを整備。また、フラワーロード沿道に面した地上1・2階、さんちかや地下鉄海岸線三宮・花時計前駅とつながる地下1階を含む3フロアに、地域の魅力を発信する飲食・物販・サービス店舗が並ぶ。

高層階には、兵庫県初進出となるヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド神戸」が開業する。50平方メートルを中心とする136室の客室のほか、ラウンジ、レストラン、バー、フィットネス、スパ、プール、そして約500平方メートルのボールルームを備え、宴会や会議需要にも対応する。

事業計画の詳細

  • 事業名称:神戸市役所本庁舎2号館再整備事業
  • 所在地:神戸市中央区加納町6丁目5番1号
  • 計画地面積:約4,900平方メートル
  • 延床面積:約77,000平方メートル
  • 建築面積:約4,350平方メートル
  • 構造・規模:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、地下2階、地上29階、塔屋1階
  • 建物高さ:約135メートル
  • 主要用途:行政機能(市庁舎、(仮称)市民利用空間)、民間機能(ホテル、オフィス、商業)

今後のスケジュール

  1. 本格着工:2026年6月
  2. 竣工:2029年9月(以降順次供用開始予定)

本事業は、神戸の新たなランドマークとして、地域の活性化と交流の促進に大きく貢献することが期待されている。

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