俳優の伊藤万理華、井之脇海、そしてヨーロッパ企画の上田誠監督が19日、都内で行われた映画『君は映画』の公開初日舞台あいさつに登壇した。本作は上田監督の初監督作で、下北沢の実在の映画館を舞台にした“下北沢ギミックコメディ”。劇作家のマドカ(伊藤)とバンドマンのカズマ(井之脇)の人生が、映画としてスクリーンに映し出されるという奇妙な構造が特徴だ。
超特急スケジュールで実現
上田監督は「立ち上がったのが1年前の5月。『やるなら3年後か、4ヶ月後が空いてます』と言われ、4ヶ月後を選んだ」と苦笑い。そこから猛スピードで準備を進め、キャスティングも異例の方法で行われた。
LINEでオファー
MCを務めたギースの高佐一慈が「上田さんからLINEでオファーいただいたのが2ヶ月前でした」と明かすと、伊藤は「LINEでですか!」と驚き。上田監督は「そうです。(事務所を)挟まずにね」と裏話を披露し、「夢うつつでやってきた。今、この光景を見て実感が湧いている」と笑顔を見せた。
舞台は下北沢の実在ビル「シェルボ下北沢」内の映画館・トリウッド。マドカとカズマがそれぞれ観た映画には、互いの出来事が『下北沢エスケープ』『三軒茶屋エスケープ』として映し出される。さらに隣接するライブハウス「グッドヘブンズ」と「三日月ロック」でも問題が発生し、二人はこの“構造”を利用して解決に奔走する。
伊藤は「初日を迎えられて、皆さんの表情や拍手を浴びてホッとしています」と喜び、井之脇は「スタッフ・キャスト合わせて50人ほどしか関わっていない映画が、500人もの方に観ていただけた。広がりを感じてうれしい」と語った。舞台あいさつには藤谷理子、金丸慎太郎も参加した。



