俳優の伊藤万理華、井之脇海、そしてヨーロッパ企画の上田誠監督が19日、東京都内で行われた映画『君は映画』の公開初日舞台あいさつに登壇した。本作は、下北沢の実在の映画館を舞台に、自分たちの出来事がスクリーンに映し出されるという奇妙な構造を持つ「下北沢ギミックコメディ」である。
映画『君は映画』の独創的な設定
物語は、下北沢にある実在のビル「シェルボ下北沢」の2階に入る映画館・トリウッドを中心に展開する。劇作家のマドカとバンドマンのカズマがそれぞれ映画を観に行くと、お互いの出来事が『下北沢エスケープ』『三軒茶屋エスケープ』という映画としてスクリーンに映し出されるという、ありえない構造が生まれる。さらに、映画館の両隣にある「グッドヘブンズ」と「三日月ロック」では深刻な問題が発生し、マドカとカズマはこの構造を利用して解決に奔走する。
本作は、ヨーロッパ企画と下北沢の映画館トリウッドがタッグを組んだ作品で、『ドロステのはてで僕ら』『リバー、流れないでよ』に続く第3弾となる。
黄色い靴下のサプライズ
舞台あいさつのドレスコードは、トリウッドの座席カラーである黄色。伊藤万理華や藤谷理子、金丸慎太郎は黄色をコーディネートに取り入れたが、井之脇海はダークカラーでまとめていた。伊藤が「どこに黄色が?やる気ありますか?」とツッコミを入れると、井之脇はズボンの裾をまくり上げ、黄色い靴下を披露。会場から歓声が上がった。
しかし、上田誠監督も同じくダークカラーで、静かにズボンの裾を上げると、やはり黄色い靴下が現れ、会場は笑いに包まれた。伊藤は「なんで隠すの」と笑いながらコメント。井之脇と上田監督の「お揃い」の演出に、観客からは温かい拍手が送られた。
映画『君は映画』は、独創的なストーリーと俳優陣の息の合った演技が光る作品で、公開初日から多くの観客を魅了している。



