ローランドは、4K映像の信号変換と画面調整に対応したビデオ・コンバーター/スケーラー「VC-1SC-4K」を、2026年10月下旬に発売する。市場想定価格は260,000円前後(税別)となっている。
多様な映像形式に対応する高性能コンバーター
「VC-1SC-4K」は、複数の映像機器を導入していて異なる映像形式が混在する環境でも、映像を適切に整えられるビデオ・コンバーター/スケーラーである。LEDビジョンで用いられる4K/60p映像にも対応し、複雑になりがちな映像システム構成をシンプルにまとめることが可能だ。業務用の4K映像伝送に対応する「12G-SDI」(業務用の4K映像伝送に対応するSDI規格)と、HDMI 2.0の入出力端子を備え、双方向変換に対応する。これにより、異なるインターフェース間でのシームレスな接続が実現する。
多彩な出力機能と低遅延運用
入力された映像信号はSDI×2系統、HDMI×2系統から同時に出力できるため、複数のディスプレイ表示や収録用途への分配を1台で行える。さらに、スケーラーを経由せずに映像をそのまま出力できるスルー出力機能を搭載し、リアルタイム性が求められる映像でも遅延を抑えた運用が可能だ。また、映像の一部を切り出して配置を調整できる「ROI機能」により、LEDビジョンなど画面サイズや形状が異なる表示環境でも、複数の映像を組み合わせた演出を実現する。
直感的な操作を可能にする専用アプリ
iOS、Android、iPadOS、macOS、Windows対応の専用アプリが無償で提供される。入出力信号の状態確認やスケーリング設定を、直感的に操作できる。USB Type-C接続で操作が行え、設定の保存・共有にも対応。複数台の機器を使用する現場でのセットアップや調整作業の効率化が図れる。
コンパクトなボディと付属品
サイズはW136×D172×H42mm、質量は710g(ACアダプターを除く)。本体のほか、ACアダプター(PSB-7U)、電源コード、ゴム足×4、スペーサーなどが付属する。コンパクトな筐体ながら、プロフェッショナルな現場で求められる堅牢性と機能性を備えている。



