ディー・エヌ・エー(DeNA)は2026年5月12日、同社が提供する「DeNAアカウント」の利用者の一部メールアドレスを対象に、第三者による乗っ取りや不正ログインが複数確認されたとして注意喚起を発表した。この問題では、決済サービス「DeNA Pay」が悪用され、金銭的な被害が生じる可能性も指摘されている。
被害の仕組みとリスク
第三者によるフィッシングやその他の手法で入手されたメールアドレスとパスワードが悪用され、当該メールアドレスが乗っ取られた場合、DeNAアカウントへのログインが可能になる。これにより、登録情報の書き換えや、DeNA Payの残高チャージ、利用、送金などが行われるリスクがあるとDeNAは説明している。
DeNAの対策と利用者への呼びかけ
DeNAアカウントでは、登録情報の変更やDeNA Payの残高チャージ、利用、送金などが行われた際に、通知メールを送信している。そのため、DeNAは心当たりのないメールが届いていないか確認するよう利用者に呼びかけている。また、ログイン状況や履歴、登録情報の確認方法を案内し、不正アクセスが疑われる場合の対応を促している。
DeNA Payとは
DeNA Payは、同社が2025年2月から提供を開始した独自の決済サービスである。銀行口座やクレジットカードなどでチャージした残高を、オンライン・オフラインの対応サービスで利用できる。今回の注意喚起では、このDeNA Payが悪用されるケースがあると警告している。
関連情報
DeNAは同日、代表取締役の役割変更も発表している。創業者で代表取締役会長の南場智子氏が代表取締役社長兼CEOに復帰し、現社長の守安功氏は代表取締役会長に就任する。一方、DeNA Payは2025年2月に本格提供を開始したばかりで、今後のセキュリティ対策が注目される。



