H3ロケット9号機、8月7日に打ち上げへ みちびき7号機を搭載
H3ロケット9号機、8月7日打ち上げ みちびき7号機搭載

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット9号機による準天頂衛星「みちびき7号機」の打ち上げを、2025年8月7日午前4時30分から6時00分の間と再設定したことを発表した。予備期間は8月8日から同月31日までとなっている。

打ち上げの詳細

H3ロケット9号機は、固体ロケットブースタ(SRB-3)2本とショートフェアリングを装備した22S形態で、種子島宇宙センターの大型ロケット発射場から打ち上げられる。当初は2025年2月1日に打ち上げが予定されていたが、前号機であるH3ロケット8号機の打ち上げ失敗を受けて延期されていた。

延期の経緯

2025年12月に発生したH3ロケット8号機の打ち上げ失敗を受け、JAXAは原因究明と後続機への影響評価を優先。そのため、9号機の打ち上げを一時延期し、安全確認を徹底した上で新たな日程を決定した。今回の再設定により、打ち上げ計画が再始動することとなった。

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みちびきシステムの重要性

「みちびき」は、日本政府が保有・運用する衛星測位システム(Regional NSS)で、日本およびアジア・オセアニア地域に特化したサービスを提供している。測位・時刻(PNT)情報に加え、災害・危機管理メッセージの配信も行う重要なインフラだ。現在、衛星数を7機体制に増強する計画が進行中である。

8号機の失敗と影響

H3ロケット8号機は、2025年12月22日に種子島宇宙センターから打ち上げられたが、飛行中にトラブルが発生し、搭載していた「みちびき5号機」を第2段ロケットと共に失う結果となった。衛星は大気圏に突入し、喪失している。この失敗は、みちびきシステムの7機体制構築に大きな影響を与えたが、9号機の成功によりその遅れを取り戻すことが期待される。

JAXAは、今回の打ち上げ成功に向け、万全の体制で臨むとしている。

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