新潟大学の教職員を名乗り、学生のアカウントを監視しているような内容をX(旧Twitter)に投稿したアカウントについて、同大学は5月13日、「そのような職員は存在せず、学生を監視するような行為も行っていない」と発表し、注意を呼びかけた。
問題の投稿と大学の対応
問題となった投稿は5月12日付。新潟大学の教職員の名前をかたり、「大学1年生のふりをしながらあなた方のアカウントを監視させていただいていました」「普段のツイートでおおよその特定は完了いたしました」「後日学務情報システムから個人に連絡が行くと思われます」などと書かれていた。
この投稿は話題になり、ユーザーの間で「本物なのか?」と不安が広がった。投稿者はその後、「新大のツイートの内容は全て嘘」「FF(フォローフォロワー)を増やすためだった」などと認めて謝罪し、投稿を削除した。
大学の注意喚起
新潟大学は13日のコメントで、不審なアカウントから連絡があっても反応せず、学生なら学務部学生支援課または所属の学務係、学外の人には広報事務室への連絡を求めている。
新潟大学は、このような偽アカウントによる投稿が拡散されていることに対し、注意を喚起している。大学は公式サイトやSNSを通じて、学生や関係者に正しい情報を確認するよう促している。
類似事例と背景
今回のケースは、SNS上で偽アカウントが教育機関の名前を悪用する事例の一つである。過去にも、教職員を装ったアカウントが不適切な投稿を行い、大学が注意を呼びかけた例がある。
例えば、BeRealによる不適切投稿が教育現場でも問題となったケースや、筑波大学で個人情報漏洩が発生したケースなど、SNSを巡るトラブルは後を絶たない。
新潟大学は、学生や関係者に対して、不審なアカウントからの情報には十分注意し、大学の公式発表を確認するよう呼びかけている。



