マクドナルドのタッチパネル式注文端末に不満の声、価格不明瞭で使いにくい
マクドナルドの注文端末に不満、価格不明瞭で使いにくい

マクドナルドの店舗に設置されているタッチパネル式注文端末について、SNS上で「価格が分からない」「使いにくい」といった不満の声が相次いでいる。同社に問い合わせたところ、「アップデートを行っているところ」との回答があった。

端末の概要と導入状況

この注文端末は、大型のタッチパネルディスプレイを使用し、メニューの注文から各種キャッシュレス決済まで行える。2023年3月に導入を開始し、2025年12月時点で約1800店舗まで拡大している。

SNSで上がる不満の声

利用者からの不満は主に2つに分けられる。最も多いのは、最初のメニュー一覧に各商品の価格が表示されず、注文の最終段階でようやく総額が分かるという点だ。予算が決まっている場合に注文しにくいほか、最後まで金額が分からないと予想外の出費になるケースも考えられる。SNS上では、Webサイトやアプリに見られるダークパターンのような意図的なものではないかと見る投稿もあった。

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2つ目は、画面表示や操作性の悪さだ。「大型縦画面のため操作時に視線や手の移動が多い」「次のステップに進むボタンの表示位置に一貫性がない」「UIパーツが大画面向けではない」といった意見も見られた。

ITmedia NEWSの質問と回答

ITmedia NEWSは、最初のメニューに価格を表示しない理由や操作性の悪さについて、過去に苦情などはなかったのか、なぜモバイルオーダーと設計思想が異なるのかなど7つの質問を送った。日本マクドナルド広報は、個別の回答はしなかったものの、システムのアップデートを行っているところだと明らかにした。

回答の全文は以下の通り。「お客様の利便性向上を目指し、よりお使いいただきやすくなるようシステムのアップデートを行っているところです。なお、『アクセシビリティ』をタップいただくことで、メニュー表示が画面下の方向に移動するようになっており、車いすの方やお子様など手の届きにくい方にもご利用いただきやすくなっております。タッチパネル式注文端末の操作に関しまして、ご不明な点などサポートが必要な場合は店舗従業員までお気軽にお声がけください」(日本マクドナルド広報)。

OECDによるダークパターンの類型。重要な情報を視覚的に見えにくく隠すことは「インタフェース干渉」と呼ばれる。

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