エアコン利用が早くも20%超え
パナソニックは2026年5月19日、同社のエアコン「エオリア」のスマートフォンアプリ利用データに基づく調査結果を発表した。全国で今年初の真夏日を観測した5月17日、冷房の利用率は20.5%となり、今シーズン初めて20%を超えた。これは平年の12.5%を8.0ポイント上回り、例年より早いタイミングで冷房利用が進んだことを示している。
地域別の冷房利用率
同日の冷房利用率を都道府県別に見ると、九州・沖縄で高く、1位の熊本県は38.6%、2位の鹿児島県は35.2%、3位の沖縄県は34.4%だった。関東・関西・四国エリアでも多くの都府県が2割を超えた。
初回利用時の室温
エアコン冷房をそのシーズンで初めて利用する際、どの程度の室温で使い始めているかについて、初回利用時の室温を調査したところ、「25度」が27.9%で最多、次いで「24度」が22.0%だった。
節電意識と扇風機の活用
エアコンを所有する555人を対象に実施したアンケートでは、72%が「今年の5月は例年より暑くなるのが早い」と感じる一方、66%が「5月にエアコンを使うことにためらいを感じる」と回答した。パナソニックは初夏の節電術として扇風機の活用を提案。扇風機の電気代は1時間約0.4円で、空気を循環させ気流を感じることで冷房を使わずに体感温度を下げられるため、初夏は扇風機運転でも快適に過ごせる場合があるという。ただ、アンケートでは64%が扇風機を使っていなかった。
関連する節電の取り組み
パナソニックは、設定温度に達した後に室温をキープしながら消費電力量を削減する機能を備えたエアコン「エオリアXシリーズ」を発表するなど、効率的な冷房利用を推進している。また、エアコンの「しつもり運転」に関する調査では、適切な方法で行っていない人が約9割に上ることがダイキン工業の調査で明らかになっている。



